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02/05/2010

映画「インビクタス/負けざる者たち」

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初日から見てきました、クリント・イーストウッド監督最新作「インビクタス/負けざる者たち」。
この映画を見るにあたり事前の予備知識はほぼゼロ。しかしイーストウッド監督はもはや悟りを開いた天才であり、その腕によりをかけた作品にがっかりすることなどないと確信しているので、予備知識など必要ありません。そのことを前作「グラントリノ」で思い知らされています。

というわけで、映画が始まってからすべてがわかりました。
今回も「不屈のじいさん」の話です。そしてそのじいさんとはモーガン・フリーマン演じるネルソン・マンデラ。映画では、マンデラがいかにして南アフリカをアパルトヘイトの悪夢から「虹色の国」を目指したか、そしてマット・ディモン演じるラグビー選手ピナールとどう関わっていくのかを描いています。

ワールドカップ・サッカーを目前に控えたこのタイミングにこの映画を公開したイーストウッド監督の着眼は実に明確。暴力の上に平和はなく、すべてを「赦す」事からしか何も始まらない。肌の色で人間を差別などしないし、27年間投獄されても白人を「赦す」マンデラ。そのあまりにも尊い人間像に感服せざるを得ない。それに引き換え自分がいかにちっぽけな人間かをものすごく考えさせられる。私たちは日ごろ、ちょっとしたことで腹を立て、人をなじる。人に何か言われたら怯え、不安になり、逃げ出すし、攻撃する。実に情けないものです。それに引き換え、マンデラとピナールの美しいこと。美しすぎる。

本作は全編を通してじわじわと涙がこぼれます。しかし決して悲しい涙ではありません。

マンデラはピナールに自分を支えてくれた言葉をそっと伝えます。
I am the master of my fate.
I am the captain of my soul.
(我が運命を決めるのは我なり
我が魂を制するのは我なり)

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