09/13/2010

書籍「究極の田んぼ」(日本経済新聞出版社)

いつもはアマゾンで本を購入することが多いのですが、この本は本屋さんで出会った本です。本屋さんでの出会いは本当に不思議な出会いがあるのですが、こちらもそんな一冊でした。

別に私は農家でもないし、稲を育てた経験もありません。でも近頃は健康に敏感になり始めています。この「健康」が実のところとてもやっかいで、健康のために食べ物のことを少しずつ考えるようになると、次第に「添加物」て何だろう、とか、「無添加」という印だけで信用して食べていれば安心なのか、とか、その食べ物の素材はどうなんだ、とか、例えば野菜にしても種、苗、土壌、水、肥料、空気、消毒など関わりのあることを気にし始めるわけです。まったくもって切りがないのです。しかもその表記そのものがそもそも信用できるのだろうか、とか考えてしまうと、生産者の方と直接話をしてその人を信用して買う、というようなことをしないとダメなような気がしてきます。 たしかに普段の大部分の食事はそんなこと気にもせずバクバク食べているのですが、「ふと」本当に大丈夫なんだろうかと思うことがあるのです。そしてその思いは徐々に膨らんでいます。コンビニのおにぎり、ラーメン屋で食べるランチ、ファミレスのハンバーグ、缶ジュース、果ては水道水まで口に入れる前に「?」と考える時間が少しずつ増えているのです。

そんな折にこの本です。全く持って目から鱗。不耕起栽培という言葉は知ってましたが、これは単なるブームなんかではなく、はっきりと「これを追求しなければ日本の未来はない」と著者の岩澤信夫さんは断言します。そう、これは日本を救うために書かれた本だった。そして私はこの本を手に取り購入しました。あ、別に大げさに言うつもりはありません。でも、岩澤さんの考える日本の未来像は決して夢物語ではなさそうです。正直、読了後に私もお米作りたいな、と思ってしまいました。

お米作りが自然との共存を手助けし在りし日の日本に戻るわけです。化学肥料や消毒、農薬からさよならしておいしいお米を作る。田んぼには様々な生き物がやってくる。しかもそんな田んぼが素人でも作れるくらい手間いらず。

岩澤さんの熱い思いが直に伝わる本です。

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