ウェブ動画広告市場が熱くなりつつある

韓国の中央日報によれば、韓国ではウェブ動画広告が随分盛んであるという。例えばソーシャルコマースのウィメプは業界3位でしたが、ウェブ動画を配信後、同業サイトの中でアクセス数、売上共にトップになったそうです。下着メーカーのビビアンはテレビCMとウェブ動画では演出方法をがらりと変え、ウェブで話題になるように工夫をしています。
COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2014年 03月号 [雑誌]より抜粋)

日本でもウェブ動画広告は少しづつ認知されつつあります。「動画広告の種類と活用方法 ~はじめての動画広告から学んだ成功のポイント~」によれば、ある企業が動画広告配信をスタートしたところ、数十万PV/日だったのが数百万PV/日にまで伸びたというのです。2016年には米国でのウェブ動画広告市場は90億ドルを超えるという予想もあり、今後ますます注目度が高くなると思われます。
その理由は、

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世界に伝わる製品紹介ビデオの作り方

世界を目指すベンチャーにとって、その製品の魅力を伝えるのは大変重要であり、とても­難しいことです。今や製品紹介ビデオは世界に伝わる効率的なプレゼンテーションの方法­として認知され、ビデオの質はアプリケーションの質と同等に重要なものと考えられてい­ます。
Evernote Devcup の審査でも、同様にビデオによる製品紹介が大変重要です。
今回は、Evernote のマルチメディア系コンテンツを統括しているニック・ストレイヤーが、ビデオ制作にお­けるアドバイスとヒントをご紹介いたします。

主なポイント:
1) 長さ(尺)は 2 分くらいにおさめる。
2) 映像だけでなく音声にもこだわる。
3) 照明と焦点に注意する。
4) PowerPoint は使用しない。
5) ストーリーを作る。
6) 音楽がメインにならないように。
7) チームワークが大切。
8) 心に響くメッセージを。

Evernoteが提案する製品紹介ビデオの作り方が案内されていました。これ結構理にかなっていますね。
「尺は2分程度」というのは人間の集中力が持続するのがその程度と言われているからです。ビデオを制作するとき結構欲張ってあれもこれも入れたくなるのでどんどん長尺になる傾向があります。でもよほど面白い作りにしないと見ている人は飽きてしまいますよね。大規模な予算をかけて制作する映画だってつまらないものが山ほどあります。でもつまらない映画も予告偏のように2分程度に編集すればきっと面白く見ることができるのではないでしょうか?その証拠にこれと全く逆のパターンがあります。予告偏で面白そうだったからと期待して見に行ったら駄作だった、という展開です。だから時間を短くしてエッセンスだけを紹介することで、見ている人に興味を持ってもらいやすくなります。
音声にこだわるのも大変重要です。つい映像ばかりに気を取られ、音はカメラマイクでいいや、となりがちですが、ここがプロとアマチュアの大きな意識の違いでもあります。音が悪いと命取りだと心がけたいです。
ストーリーを作るのも大切ですね。カタログ的な羅列だとビデオの最後の方まで集中力が続かない可能性があります。「続き」や「結末」が気にならないから。

 

こちらもEvernote関連からの記事。これによれば、13の教えとは以下の通り。 “世界に伝わる製品紹介ビデオの作り方” の続きを読む

映像ディレクターなら是非読んでおきたい本10選!

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映像ディレクターなら是非読んでおきたい本をご紹介します。
良書はたくさんありますが、まずオススメしたい本を掲載しておこうと思います。

1.「定本 映画術 ヒッチコック・トリュフォー」


フランス・ヌーベルバーグ監督のひとりでもともと映画評論家であるフランソワ・トリュフォーが、巨匠アルフレッド・ヒッチコックにあれこれインタビューしまくった一冊。

トリュフォーがかなりのヒッチコック・ファンであることが窺えることのほほえましさも面白いですが、何よりこれだけヒッチコック映画についてヒッチコック自身が語っている本はないのではないだろうか、と思います。

名画がどのように作られたのかその撮影技術、俳優との関わり、観客との駆け引き、その全ての考え方は驚きに値します。

2.「考具 ―考えるための道具、持っていますか?」


ディレクターにとってアイデアをひねり出すことは大変に重要です。

自らリサーチして企画書作成、台本、映像の構成、構図、演出、音楽、照明、タイトルデザイン…1本の番組を作るためにそれはそれはたくさんの要素が必要とされ、その全てに対して方向性が指示できるようでなければ一流とは言えないでしょう。人とのコミュニケーション術も大切ですが、その前に知識や経験も人より多くあった方が良いです。

そのうえで、本書。

頭の中にある様々なアイデアをうまく表現するためにはコツが必要です。そのヒントを本書は教えてくれます。アイデアをまとめるためのコツをたくさん教えてくれますので番組の企画を考える時などは大いに役に立ちます。

3.「Balance in Design – 美しくみせるデザインの原則」


ディレクターたるもの、デザインセンスも必要不可欠です。

本書は黄金比について書かれたものですが、読むことで美しさとは何かがわかり、番組演出に反映させることができるでしょう。撮影の際の構図だけでなく、テロップのデザイン、タイトル、フリップ、CG…色んな場面でデザインセンスが要求されるのがディレクターです。

「何故かダサイんですけど、なんでだろう?」と思ったとき、きっと本書にその理由が隠されているはずです。

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マルチカメラで座談会収録

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USTREAMではお馴染みのATEMスイッチャーを使用して4カメで現場スイッチ収録してきました。
出演者9名!スタッフ3名で4カメマルチをなんとかやり切りました。2時間でスタンバイ、収録に1時間、撤収に1時間となかなかのハードスケジュールでしたが、やればなんとかなるもんです。
今回はケーブルテレビの特集で、尾崎士郎没50周年記念事業実行委員会のメンバー9名が尾崎士郎さんの書斎に集合し、座談会をセッティング。その様子をHyperDeckStudioで収録しました。今回の収録で、テレビ番組用としてもロケ現場でのマルチカム収録はポスプロの負担をかなり軽減することもあり、オススメできると確信しました。
ただし、セッティングはかなり大変です。そのくせ番組としてはたった12分程度の特集枠。本来ならば30分や1時間番組として成立させたい仕込みであったと思います。

今回の様なセッティングならステージ収録も十分対応可能です。例えば、学校や団体の発表会、ライブやコンサート、舞台、演劇など幅広く対応ができます。しかも現場でスイッチングしていますのでステージ上のスクリーンに映像を映し出すことも可能です。更に特機類を追加してダイナミックな映像表現もできることでしょう。

使用機材:pmw200,nx5,z5j,atem 4k,juns live command,hyper deck studioなど

日本発の「世界標準マガジン」|クーリエ・ジャポンが面白い

ただいま絶賛「クーリエ・ジャポン」購読中です。いままで読んだ雑誌の中ではかなり面白いと思います。例えば、自分をもっと高めたいとか、自己啓発ものが好きとか、世界の動きを知りたいとか、最新のニュースからその裏側まで知りたいとか、米国だけではなくて世界中の色々な国の情報を得たいとか、そんな方にオススメできます。

日本発の「世界標準マガジン」|クーリエ・ジャポン|国際ニュースのセレクトショップ|クーリエ・ジャポン.

世界中のマガジンから厳選された記事を紹介し、さらに独自の取材も満載。例えば、最新号『正しい「計画」を立てればきっと人生はうまくいく。』では、『”ポジティブ思考”よりも役に立つ!誰でも幸せになれる「心の改造計画」』という特集があります。
そこではこれまで自己啓発の世界では当たり前になっている考え方、つまり、イメージトレーニングで自分の理想の姿をリアルに想像してみようって話が、実は全く効果がないと教えてくれるのです。ではそうすればいいのでしょうか?それは「行動」を変えれば心も変わるというもの。楽しいから笑顔になるのではなく、笑顔を作れば楽しいと感じてしまうのです。自信を持ちたければ堂々とした姿勢、振る舞いをする。ダイエットしたい場合は?…それ以上知りたければ本を買いましょう(笑)

「ゼロ・グラビティ」はリアルな世界なのか?

‘Gravity’ Behind-the-Scenes Featurette Takes Audiences From Script to Screen – YouTube.

映画「ゼロ・グラビティ」のビハインド・ザ・シーンが公開されています。ややネタバレ感がありますので映画を見てからご覧頂いた方が良いかもしれません。
個人的に気になっていたのが如何に無重力感を出して撮影するか、ということでしたが最近はワイヤーの数が多い!ということと、シーンによって仕掛けを随分と変えているんだなという印象を受けました。
あと、驚くのはグリーンバックがない!ということ。代わりにスクリーンに背景の映像を投射して撮影しています。常に先を行くハリウッドの特撮技術。

下は映画の最新予告。

こちらはスピンオフとして話題になった「アニンガー」。監督の息子さんが作ったそうです。

ところがこれだけ話題の映画を見て興奮しているところへ、偶然こんな動画を発見しました。

これを見てしまうと、なんだかどこまでが本当でどこからが本当でないのか正直わからなくなりますね。もし人類が月へは行っていないのだとしたら、この「ゼロ・グラビティ」かなり怪しい映画に早変わりです。

Sony FDR-AX100 を発表。

via cdn0.sbnation.com

Sony’s Handycam FDR-AX100 brings 4K shooting to home filmmakers | The Verge.

SONYが4Kカメラを発表しました。
お値段$2Kという破格値。20万円台です。まさに家庭用4Kカメラ!レンズはワイド側が29mm、12倍ズーム。フレームレートは24と30P。先に発表された AX1は価格が$5Kで50万円超えでしたから、それよりは随分とお値打ちになりました。サイズもAX1より74%小さく、66%軽くなっているそうです。NFCという短距無線離通信(Bluetoothみたいな?)とWi-Fiも搭載されています。

実売価格はもっと下がって10万円台で4Kカメラが買えそうです。

TVディレクターの演出術ー物事の魅力を引き出す方法

ドキュメンタリープロモーションビデオ

「TVディレクターの演出術ー物事の魅力を引き出す方法」(高橋弘樹・著)を拝読しました。

この本は「TVチャンピオン」「空から日本を見てみよう」「ジョージ・ポットマンの平成史」などテレビ東京で限られた予算の中で面白い番組を作ってきた著者のノウハウを詰め込んだものだ。読んでみてかなり参考になった部分もあるのでブログでご紹介しておこうと思います。ざっと書き出しますと、

  • 番組作りはリサーチが重要
  • リサーチはネット検索の後は足でかせぐしかない
  • ネット検索には言葉の「分解」と「言い換え」
  • 日経テレコン、CiNii Articles、国会図書館検索サイトは使える
  • 古本から新しい切り口が見える
  • 台本通りにならないために台本を書かねばならない
  • 飽きさせない3要素は「違和感」「調査感」「発見感」
  • 撮影が終わった後が一番重要(緊張が解けた瞬間に神が降りてくる)
  • 飽きさせない編集の3要素「ヨリヒキのメリハリ」「テンポをあえて崩す」「『間』や『素』を有効利用」 “TVディレクターの演出術ー物事の魅力を引き出す方法” の続きを読む