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★☆☆☆☆
クリス・ワイツ監督/脚本
映像は素晴らしい。
生き物系CGもある程度完成に近づいているのかもしれないと思えた。生身の人間の演技とCGの融合には若干の違和感を感じるものの、それ以外は気にならない。
しかし問題はその物語性にある。
選民思想と既出思想の混在がもたらすファンタジー。さらにはよくありがちなストーリー展開と2時間に凝縮したために無理やり詰め込んだ設定説明。
とにかく物語が展開し始める前に状況説明をせねばならぬと思ったのか、子供向けの映画の割には大人の脳みそにカオスが訪れるカタカナ言葉の連鎖がまずどう考えてもよろしくない。
選民思想はよくある設定だ。選ばれし人間は白人の女の子、ライラ。特別な人間だ。それに動物が従い、悪の組織は宗教じみた団体で北欧っぽい。ジプシーやネイティブアメリカンは一見正義の人たちだが結局はライラのシンパ。ちょっと気に入らないのはアジアと黒人がいないことか。いや、いたのかもしれないが全く気がつかなかったのでそれはいないも同然。そんなこんなであれこれと考えていたら何かこの映画が凄くつまらない作品に思えてしまった。一部ではキリスト教批判として問題視されているようだが、まださらに裏がありそうな感じがする。
まぁ、とはいうものの。
映像はなかなかのものだ。私のような意見は全体からみたら偏った意見かもしれないのでご容赦願いたい。
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「ジャンパー」もまったく同じような感じです。
2008/03/11 at 10:37 amテレポーテーション能力を持つ選民と、
その能力を神に仇なす、特異な存在として殲滅を仕掛けてくる狂信的な一団。
あれでしょうか?
アメリカは、今そういったものに飢えているんでしょうか?
世界でヒール扱いされても、選ばれた国民である!!と。
で、もってそれを批判するのは悪だと。
昔と違って、ダークサイドも持ったヒーロー。それがアメリカなのだと。
やれやれ。
せめて映画くらい、すっきり楽しませて欲しい。