書籍「ゲイリーの稼ぎ方」(フォレスト出版)


面白そうな本だと思って手に取ってみたら久しぶりにフォレスと出版の本でした。
個人的には起業のきっかけを作っていただいた神田正典さんの出版が多く、それはそれはたくさんのフォレスと本を読みあさったものでした。しかしそれもいつの間にか卒業してしまい、徐々に読まなくなっていったのですが、今回のこの「ゲイリーの稼ぎ方」は出版社を気にすることなく購入したら結果的にフォレスト出版でした。そういえば自己啓発な本でしたw “書籍「ゲイリーの稼ぎ方」(フォレスト出版)” の続きを読む

書籍「リアル・キューバ音楽」

この本はキューバ音楽の解説本ではありません。副題で「キューバ人が教える人生の楽しみ方」とあるように、本書を読むことによって「キューバ的人生の送り方のススメ」とはどのようなことなのか徐々にわかってきます。

著者はペドロ・パージェ。彼はキューバ音楽界では有名な方で現在は日本在住なのだとか。その彼の半生がキューバという社会主義国家の歩みと共に丁寧に語られています。最近ではマイケル・ムーア監督の「シッコ」でキューバが大変な医療大国であることが知らされるなど、ようやく「社会主義国家=悪」ではないという情報が出始めていますが、本書では特にキューバについて何の知識もお持ちでない、キューバ未経験の方に是非オススメしたい1冊です。

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書籍『売国者たちの末路』

あの「手鏡教授」植草さんと副島さんの共著。
アマゾンでは書評が真っ二つに分かれています。

個人的にはそんな本ほど面白い気がしていますが、
とにかく話題性は高いといえるでしょう。
本作は、いかにアメリカが日本を裏から操作しているか、と、
植草さんの無実を訴える内容です。

内容自体は一本筋の通った読み応えあるもの。

巨大権力である、政治、経済、警察等に刃向かう人間は
「異端」であり「気が狂っている」、と烙印を押されるのは
今も昔も変わりません。
本書中でも植草さんを指して「あいつはガリレオだ!」と
言われたと書かれています。

軽犯罪で吊るし上げられることは、実は大変に
プライドが傷つけられ人間を貶めるには恰好の方法かもしれません。

何が真実なのかは正直判断がつきませんが、
「そんなこともあるかもなぁ。」と思いながら読む分には
大変興味深い一冊です。

書籍『仕事で使える!Twitter超入門』

『仕事で使える!Twitter超入門』小川浩著を拝読しました。
twitter関連本はまだ発展途上のようで数が少ないです。
その中で最新の本がこちらでした。
帯には「たった『140文字』で起こせる仕事革命!」というフレーズ。

内容のほうは入門書と位置づけているように、
これから始める、始めたい人のための本となっています。
その中でもビジネスよりに考えている人向け。

アメリカでの大統領選挙での事例や企業のPR利用などを例に
ビジネスでの可能性を教えてくれています。

Twitterを始めている人はその魅力を表現するのはなかなか難しいと
感じる中で、本書はそのあたり気持ちよく解説してくれています。

この先、ビジネス利用が爆発的に増えるのはまず間違いなさそうなので
早いうちに慣れておいたほうが得策かもしれませんね。

書籍「天才!成功する人々の法則」

世界的なベストセラー作家、マルコム・グラッドウェルの最新刊です。あの勝間和代さんが翻訳をされています。勝間さんはこれ程にマルコム・ファンだったのかと思いました(苦笑)

さて、本の内容はといいますと「成功する天才はどのように生まれるのか」ということが書かれています。学術書ではなくこれは「読み物」ですから楽しく読める仮説がたくさん登場します。大学の研究や調査も多く引っ張り出されていますが、結局のところ「面白がって読む」というスタンスが正しいように感じました。

例えば、
ある分野で優れた才能を発揮するには約一万時間が必要だそうです。
一日8時間、月に20日間を約5年続ければエキスパートになれる、ということになりますね。成功するためには一万時間!

結局のところ本書は「生まれつきの天才が成功するとは限らない」と言いたいようです。社会環境、時代、家庭環境、様々なタイミングが複雑に何重にも重なり合って天才と呼ばれる成功者が生まれるのだと。
もちろん努力は不可欠。
でもチャンスは平等にある、と。

なんとなく勇気付けられます。

書籍「奇跡を引き寄せる音のパワー」

この本は、偶然書店で見つけたもの。
一見いかがわしく、普通なら手に取る事のないタイトル。
しかし中をチラ見して読みたくなってしまいました。曰く、

「引き寄せの法則」でも引用された「音の振動」がもつ7つのシークレット
・すべての存在は振動である
・意志は力である
・人はそれぞれ独自の振動を宿す
・沈黙は金
・声は最高の癒しをもたらす
・音階には無数の音がある
・音は世界を変える

ということだそうです。音が振動であることは誰でも知っていることですが、この振動に分子構造を変える力があると聞いたらちょっと驚きです。
宗教的な思想や神秘思想などにも深く影響を与えそうな内容だけにやや注意が必要かもしれませんが、内容は実に興味深いものです。何かのヒントになるかもしれません。

急に売れ始めるにはワケがある

私は会社を辞める前にかなりの多読をしました。
それは「会社員を辞めることへの不安」を、「新しく会社を作ることへの希望」にきっちり切り替えるためであり、「自分は正しい!」と確信を深めるためのひとつの行動だったと思います。
1年ほどで何百冊と読みました。
その頃の自分にとって、神田昌典さんは全く以ってメンターそのものでした。
「お金」と「自己啓発」のマッチングが自分にとっては未知の世界であり、脳への刺激が尋常ではない感じだったのです。

今ではすっかりそういった類の本も読む機会は減りました。
「理解」できた気がしたからでしょうか。

さて、
現在この「お金」と「自己啓発」の世界で最も勢いがあるのは勝間和代さんでしょう。
ベストセラーになる本の帯に彼女の名前がない本のほうが珍しいくらいです。
この「急に売れ始めるにはワケがある」もそんな1冊。
あまりに勝間さんの名前が氾濫しすぎていて食傷気味なきらいはありましたが、この本は実際読んでみたらかなりの面白さでした。

本によれば、例えばモノが爆発的に売れるには「ティッピングポイント(すべてが一気に変化する劇的な瞬間)」があり、ティッピングポイントを作り出している要素は3つある、と説いています。
そしてブームを作り出す仕組みをケーススタディを織り交ぜながら巧みに証明しています。仕組みがわかればブームを作り出すことも可能かもしれない、と読者を高揚させます。

本書はマーケティングの分類になるそうですが、いやいやこれはそんな分野にとどめておくにはもったいない本です。文庫本なので値段もそれなりというところがいいです。

クラブミュージック名盤400

80年代のクラブ音楽を堪能してきた世代にはたまらなく懐かしい本がありました。当時は80年代も後半に入ると雑誌Remixが登場しいよいよクラブ・ミュージックが盛り上がってきた記憶があります。
こういった本が出版され、尚かつリアルタイムで自分が見てきた世界となると自分がいかに年老いたか実感せずにはいられません。United Future Organization, Soul II Soul, Urban Species, Masters At Work, Jungle Brothers, De La Soul, Gang Star, The Brand New Heavies, Omar, Galliano, Massive Attack, Young Disciples,,,挙げ始めたらキリがないです。
またあの頃を思い出して売っぱらったアナログの代わりにCDでも買おうかと検討中(笑)

アイデアのちから

話題の人・勝間和代さんが勧める話題の本がこれ。
勝間さんはこの本のフレームワークを参考にして数々のベストセラーを書いたというから気になって読んでみた。でもってその話は本当かもしれない、と思える内容だ。
簡単にいうとこの本は「人の記憶と印象に深く長く残るアイデアは誰にでも考えることが出来る」ということをテーマに書かれている。凄いアイデアというのは天才がひらめくものとか考えがちだが、そうではなくて具体的な方法に沿って行うだけで素晴らしいアイデアは生まれる。と説いてくれる。
我々の業界では演出や作家、編集、プロデューサーなど「アイデア」には敏感でわりとこういうことを意識している人たちがたくさんいる。だからこそこの本は「即戦力」として非常に効果を発揮する内容であった。
書いてあることは非常にシンプルだ。記憶に焼き付けるには、、、
・単純明快
・意外性がある
・具体的
・信頼性がある
・感情に訴える
・物語性がある
ということだった。テレビの企画書だったら「企画意図」は至極単純明快、一行広告のようなものだ。しかしながらそこには当たり前のことよりも意外性があったほうが絶対にいい。そしてそのための手法は具体的であり信頼性も必要。感情を揺らす物語も当然付き物だ。
これは全くもってテレビ番組やビデオ制作においても基本中の基本なのだ。だからテレビの世界に置き換えて読んだら凄く面白い本なのである。
人を説得したり、行動を促したり、惹きつけたり、笑わしたり、泣かしたり、、、ビジネスで必要とされているスキルのなんと多いことか。

是非読みながら大きく頷いていただきたい。

ドキュメンタリーの力


ドキュメンタリーというカテゴリーに関してはこだわりがある。
あの人もこの人もみんなこだわりをもって作っている。
私自身はドキュメンタリーそのものにこだわり始めたのはテレビに入ってからかもしれない。大学時代に実験映画に没頭し16mmフィルムと毎日戯れていた時、同時にドキュメンタリーの歴史を垣間見て如何にこの分野が映像文化や産業全体に深く深く入り込んでいるのかは知っていたが、当時はまだドキュメンタリーを自分でやろうとは思っていなかった。
如何せん自分は「映画屋」になるとしか思っていなかった。
しかし卒業後、映画への道は開けず地方のテレビ局にお世話になり、フィルムからビデオへの思考の切り替えを迫られる。とともにニュースへの配属。ビデオを馬鹿にしていた自分がそれを飯の種にし始めたことで自分自身今度は、ドキュメンタリーの可能性をビデオに求め始めた。フィルムじゃなくたってドキュメンタリーなら作品として勝負できる!そう思うことにした。
だから基本的に私はテレビを毛嫌いしていた。
そんな私の態度を見透かしていたのか、当時ニュースのアンカーマンだったアナウンサーが番組の本番中にフロアディレクターをしていた私にこう質問したのだ。
「君さぁ、ニュースって真実だと思う?」
CMは1分半しかない。その間に気の利いた答えを私は用意できなかった。
そして私が言い澱んでいると、
「駄目だなぁ、わかんないの?真実じゃない。ある事実の断片に過ぎないんだよ」
ときた。
完全敗北だ。
それ以降、私はドキュメンタリーと関わるたびにそのことを思い出す。「ドキュメンタリーは事実の断片にすぎない」
・・・
今回「ドキュメンタリーの力」を読んでいたらそんなことをふと思い出した。おいそれと「真実」なんて言葉を口にするなよ、と今まで肝に銘じながらドキュメンタリーに関わってきたつもりの自分を思い出した。
しかし。
それにしても、だ。
どうしてこうドキュメンタリーというと暗くて不幸な話ばかりなのか?この本でもまさにそのことが話題にされようやくそうした暗さが消えてきたと言っているにも関わらず、紹介されている題材は「被爆」「在日」「戦争被害」だ。
もし私にも「人に何かを伝える使命」があるとするならば、それは「見るからに楽しく関わるだに嬉しくなり生きる喜びにあふれる最高にハッピーで人生の指針となるような何回も観たくなる作品」でありたい。