動画を使って業務を改善するには、解決する課題と運用の体制を先に整理します。この記事では、動画内製化を例に、試し方と継続のための準備を紹介します。
さて、前回、当ブログではDX化はなぜ難しいのかをお伝えしました。DX化とは、発達段階があり、その各段階によって異なる課題があります。今回は【DX化はどう進める? 実績豊富なTVディレクターが語ります】と題して、具体的にDX化をどのように進めていけばいいかをお伝えしていきます。自社を21世紀仕様にアップデートしたい全ての企業経営者様、またそのような社のDXを担われているご担当者様に喜んでいただける内容です。ぜひ、最後までご覧ください。
DX化を進める上での手順
まずは課題を抽出することの重要性。どのようにDXを進めていくかですが、何をどのように、何のために解決するのかを明確にすることが必要となります。そのためには、まず情報を取得していく必要がありますので、以下に具体的な目線をお伝えします。
Volume(量)
目的に合う情報が、判断に必要な範囲でそろっているかを確認します。量を増やすだけでなく、情報の質と収集・管理にかかる負担も考えましょう。
Variety(種類)
多岐に渡り、さまざまな視点でのデータが用意されているかどうか。
例えば、営業ノウハウを社内でデータベース化して、営業効率を上げるための導入として、ベテラン営業マンのデータだけでなく、入社3ヶ月の営業マンのデータも取得することが必要になるでしょう。他には、雨の日、顧客条件などできうる限りの切り口で見ていくことも必要になります。
Velocity(速度)
どのくらい早くデータが収集、アップデートされているか。
年に2回しか取られていないデータよりも、月1回定期的に取られているデータのほうがより詳細でわかりやすいですよね。
Veracity(正確性)
現状データの正確性はどの程度担保されているのか。
正確性の担保に関しては、主観がどの程度一次情報なのか。
Value(価値)
データの価値は現状で高いか?AI導入後のデータの価値は、会社にとって高くなるか?
具体的にAIなどITを導入することによって、何に対して、どの程度の効果が見込まれるのか、また見込まれるとする根拠は何かを明示する必要がありますね。実際他部署ですでに成果を上がっている場合には、部署間での変数も考慮した上で横展開することが必要です。一方でまだ自社でのIT導入が進んでいない場合には、類似の業種や転用できる他社事例も探す必要があります。以上の視点で、まずは課題や効果検証を行なっていくことが必要になります。
具体的にどのようにして導入するべきか
最初に取り組む部署は、黒字か赤字かだけで決めず、課題が明確か、協力を得られるか、効果を確認しやすいかで選びましょう。例えば、繰り返し行う説明や研修を一つ選び、動画にした場合の担当者の時間や理解度を確認する方法があります。
小さく試せる業務から始め、制作や運用の負担と改善効果を比べてから範囲を広げましょう。売上だけでなく、説明時間、更新の手間、問い合わせの内容など、目的に合う確認項目を事前に決めます。
次に実際どのように進めるかという具体論です。弊社が動画制作を中心に行っていることから、インハウス化(内製化)を例にして見ていきます。
内製化では、制作担当者と内容を確認する責任者を決め、通常業務と両立できる時間を確保します。必要な人数は制作頻度と難易度によって異なります。手順と素材を共有し、担当者が変わっても続けられる形に整えましょう。
インハウス化の課題と施策:運用編
導入段階では、特に社内でのまとめ役がきっちり運営管理をしていくことで、企業の狙いや方針が担保されます。例えばYouTube動画を作るにしても、それぞれの部署が思い思いのスケジュールで動画を作って配信してしまっては元も子もないわけです。会社には経営方針や計画がありますから、そうした基本的なことをきちんと守りながら企画を立てなければなりませんし、スケジュール管理もせねばなりません。
新しい方法の導入には、担当者の負担や既存の確認手順との調整が必要です。MVJの動画内製化支援では、作りたい動画と社内の体制を確認し、支援が必要な工程を整理します。他社の方法をそのまま当てはめず、自社で続けられる進め方を検討しましょう。
How was it?
動画を使った業務改善は、制作すること自体を目的にせず、伝達や更新の課題を解決するために進めましょう。課題の整理については動画内製化の体制と課題もご覧ください。




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