一般的には広く浸透している相見積もりは、映像制作会社を選択する際に活用されている方も多いのではないでしょうか。確かにネットで検索すれば「相見積もりを無料でします」とか、「一度に10社から見積もりを取ります」的なサイトがあり、さも当たり前の用に相見積もりを勧めています。そもそも相見積もりとは、『業務上の価格見積もりで複数企業に見積もりを出させ、比較すること。よりよい条件を提示した企業を選ぶために行う。「あいみつ」と略されることもある。』(実用日本語表現辞典)とあるように、料金を複数企業から比較し、良い条件を提示した企業を選ぶためのものです。
仕様と提案内容の両方を確認する
例えば行政の入札などはご存知の通り、仕様書がありその上で見積もりを提示します。仕様書通りに製品やサービスが提供できれば、あとは価格勝負となるわけです。これを映像制作でも同じように成果物を収めることは可能なのでしょうか?
映像制作でも、納期、長さ、撮影日数、納品形式などを仕様として整理できます。一方、同じ仕様でも企画や演出の方向性は異なるため、見積もりと合わせて提案内容や類似の制作実績を確認することが大切です。
仕様書ではおそらく、スケジュール(納期)、尺、目的、ナレーション有無、構成案くらいの提示はあるかと思います。しかしこれだけでは、フリーランスになりたての映像クリエイターと経験抱負な映像制作会社では見積もりの価格差がかなり出ることになるのです。それでも、相見積もりだからと安い方を選んで満足のいく作品ができるのでしょうか?
価格だけで判断しないために
金額だけでは、どのような動画が完成するかを判断しきれません。見積もりを比較するときは、撮影・編集などの作業範囲、提案する内容、担当者、修正回数をそろえて確認しましょう。自社の目的に近い制作実績があるかも判断材料になります。
「業者選定」こそが肝
候補の制作会社には、目的、対象者、使用場所、希望納期、予算の範囲を同じ条件で伝えましょう。予算が限られる場合は、社内で用意できる素材、撮影日数、ナレーションや図解の必要性などを相談すると、優先すべき作業を整理できます。
低価格という理由だけで制作会社の質を判断することはできません。金額が違うときは、含まれる工程や対応範囲、追加費用が発生する条件を確認してください。価格と提案内容の両方を見て、目的に合う会社を選びましょう。
目的と必要な工程から予算を考える
では企業VPなど作ったことがないからさっぱり分からない、という企業様はどのように進めていけば良いのでしょうか?以下を参考にしてみて下さい。
動画制作の予算は、一律に100万円を基準とするものではありません。撮影の規模、制作する本数、編集や音声の作業、納期などで変わります。まず必要な内容を整理し、企業映像・採用・製品紹介の制作 / 料金の目安を参考に、見積もりに含む工程を確認しましょう。
会社の規模や受賞歴だけでなく、目的に近い実績、提案の分かりやすさ、担当者との連絡方法、現場への対応を確認しましょう。打ち合わせで、自社の技術や働く人の特徴を理解してもらえるかも大切な判断材料です。
さて、候補となる会社が何社か見つかったら、今度はその中から電話をして相談してみてください。お仕事をする上で、気持ちの良い人間関係はとても大切です。直感的に「あ、ここ印象良いな」と思えたら、少し踏み込んだ話をしていただいて、信頼できる会社かどうか見極めをしてください。その上で「業者選択」をして頂ければ、双方にとって良好な関係性が持てるはずです。
さいごに
具体的な企画提案や見積もりをご希望の場合は、依頼内容と必要な作業範囲をご相談ください。費用が発生する作業については、着手前に範囲と条件を確認します。
相見積もりは、条件をそろえて比較するための方法です。金額だけでなく、目的への理解と提案内容を合わせて判断しましょう。MVJでは、ドキュメンタリー制作の経験を活かし、企業の技術・経験・人の魅力を伝える映像を制作しています。






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