クラウドファンディングを成功に導く動画制作のコツ

クラウドファンディングのことをご存じでしょうか?

クラウドファンディング(英語:crowd funding)とは、不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語である。ソーシャルファンディングとも呼ばれる。クラウドファンディングは防災や市民ジャーナリズム、ファンによるアーティストの支援、政治運動、ベンチャー企業への出資、映画、フリーソフトウェアの開発、発明品の開発、科学研究、個人・事業会社・プロジェクトへの貸付など、幅広い分野への出資に活用されている。(wikipediaより抜粋)

つまりインターネットを利用して出資を募るサービスですね。crowdsourcing.orgが発表したクラウドファンディングインダストリーレポートによれば、2011年の世界におけるクラウドファンディング市場規模は約1,200億円。さらに2012年は約2,200億円、2013年は5,100億円、2014年は1兆4000億円になると予測しています。海外ではkickstarterという有名なサイトがありますが、日本国内にもcampfireやreadyfor?がメジャーなクラウドファンディングサイトとして知られています。 実のところ国内でクラウドファンディングサービスが活性化するのはもう少し先かもしれませんが、何か大きな話題が生まれるなどのきっかけさえあればあっという間に広がる可能性は充分に秘めています。もしかしたら行政がおこなっている補助金のシステムを使わなくてもあっという間に資金調達が可能になるかもしれません。

さて、そのクラウドファンディングには動画が欠かせない、というお話しです。

なぜなら、動画があることでプロジェクトの内容や主催者の熱い思い、親近感やイメージが伝わりやすくなるからです。文字や写真だけでなく動画や音声が含まれれば伝わる内容が豊かになるのは至極当然といえば当然のことかもしれません。kicstaterによれば、動画あるプロジェクトの成功率は50%、動画がない場合は30%なのだそうです。動画があるだけで20%も成功率が上がるのならば作らない手はありません。どうしても動画をプロが制作できない場合でもiPhoneで動画をアップすればそれだけで成功率は上がりそうな気がします。そこで以下にクラウドファンディングを成功に導くための動画制作のコツを記しておきたいと思います。 まずは、資金調達に成功した事例をいくつか見てみましょう。以下は「10の成功事例から読み解く、クラウドファンディングで動画をアップするメリット | ShootingStar (シューティングスター) BLOG – クラウドファンディング」からの抜粋です。

■電子回路になるボールペン

Circuit Scribe: Draw Circuits Instantlyhttps://www.kickstarter.com/projects/electroninks/circuit-scribe-draw-circuits-instantly 調達額:$674,425(約6,900万円) 映像の長さ:2分22秒 最初の3秒で「わおっ!」と驚いてしまう、インパクトある出だし。実際に使っている様子をシンプル説明しています。もちろん開発者自身も登場します。

■削りカスが虹色になる鉛筆

Rainbow Pencilshttps://www.kickstarter.com/projects/duncanshotton/rainbow-pencils 調達額:£49,429(約840万円) 映像の長さ:1分15秒 過去に手掛けたグッズ紹介ともに自己紹介をしています。 えんぴつを削ると…パパーン☆(効果音)。 ほら、レインボーが手に入ります!開始20秒で思わずニコリとさせられます。

■靴ひもが不要になるパーツ

Lace Anchors 2.0: A simple design for simple peoplehttps://www.kickstarter.com/projects/914635363/lace-anchors-20-a-simple-design-for-simple-people 調達額:$146,288(約1,470万円) 映像の長さ:3分38秒 スニーカーの靴ひもをプチッとちぎり捨ててゆくインパクトあるシーンが次々に展開。「…ん?なんだ?」と思っていると、開発者が小さなパーツを持って登場し、そこから魅力ある商品の説明に入ってゆきます。

■ミュージシャンのファーストアルバム

Nataly Dawn’s first solo albumhttps://www.kickstarter.com/projects/555488012/nataly-dawns-first-solo-album 調達額:$104,788(約1,070万円) 映像の長さ:2分12秒 「アルバムをつくるのにお金が必要なの」と、冒頭で訴えます。 そして出資してくれた人へは、サイン入りアルバム、Tシャツ、ポスター、イベントのバックステージパス等があると次々と紹介し、さらには「あなたの家で歌います」とまで。ド直球です!

■インスタグラム用フォトフレーム

Instacube: A Living Canvas for your Instagram Photoshttps://www.kickstarter.com/projects/1084349160/instacube-a-living-canvas-for-your-instagram-photo 調達額:$621,049(約6,300万円) 映像の長さ:3分19秒 椅子に座りながら、商品について語っています。 基本的に上の事例と同じスタイルですが、こちらは静止画ではなく美しい動画を差し込んでいます。

どのプロジェクトも大成功を収めていますね。それではこれらの動画の共通点とは何処にあるのでしょうか?

  1. 動画の長さは2分を目安に
  2. イメージ重視
  3. 物語を語る
  4. 夢を語る
  5. なるべく顔出しをして語る
  6. はじめの10秒が超大切
  7. 高画質の映像
  8. 安定した映像
  9. ラストカットでもう一押し

できることならプロに頼んできっちりと動画制作をしたいところですが、予算が無くとも携帯電話があれば録画できるご時世です。一番避けたいのは動画をあきらめること。身内や知り合いを巻き込んででもなんとかして動画は制作しておきたいですね。ここに列記されていることは決してプロでなくては制作できない内容ではありません。確かに映像の品質や編集技術、構成力などプロのアシストがあったほうが良いに決まっていますが、熱い思いを伝えることは最終的には技術ではない「何か」が伝わるかどうかです。 さらに、キャンペーンに成功するための秘訣というものがあります。『6 Tips for Running a Widly Successful Kickstarter Campaign』から引用します。

  1. キャンペーンを開始する前にあなたのコミュニティを作ろう
  2. 開始後24時間はキャンペーンをバックアップしてくれるようにコミュニティにお願いしよう
  3. 動画にありったけの精力と予算を注ぎ込こもう
  4. 怖がらずにあなたの物語を語ろう
  5. メディアに広報する前にリサーチをしっかりしよう
  6. すべてのコメント、メッセージ、メールに返信をしよう

どれもこれも重要な話ですが、なにより重要だと感じるのは事前にバックアップしてくれるファンを集めてコミュニティを作っておくのが大切だということですね。クラウドファンディングを真っ先に初めて「みんなが反応してくれたらいいなぁ」ではNGだということ。やはり事前準備が必要です。こうしたキャンペーンはロケットスタートが大変重要になってきます。キャンペーンも通常30日で区切ることが多いと思いますのでイッキに話題を集めて資金提供者を獲得することが重要かと思います。 さぁ、以上のことを知った上でクラウドファンディングに挑戦してみてください。以下に国内の主要クラウドファンディングサービスのリンクを貼っておきます。英語がOKというかたは迷わずkickstarterに挑戦してみましょう。

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